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ラートコーディネーターになる為には?

第一弾「ラートコーディネーターって?」に続きまして、第二弾は「ラートコーディネーターになる為には?」という題材で記事を書きます。

ラートコーディネータになる為には、「必要なモノ」があります。

ということで、具体的な器材や知的資産を紹介しちゃいます。 ※なお、第一弾と共にこちらに紹介する情報は、吉田望個人によるやり方、方法、情報になります。「一例」ということでお受け取り頂ければ幸いです。万人に当てはまるマニュアルではありませんので、その点、ご了承ください。

■ラートコーディネーターになる為に必要なモノ

①ラート器具(色々なサイズを持っていればいるだけ良い)

②指導できる技術

③提案できるアイデア

④人脈

⑤ラートが運べる車

⑥社会人としての一般常識と柔軟な対応力

①ラート器具

ラートが無くては始まりません。

私は8台のラートを所有しており、子どもから大人まで対応できるように保管してあります。

イベントの種類や求められる内容によって、必要なサイズを提案します。

もちろん、稀に、私が所有しているサイズだと対応できない場合もあります。その時にはそのサイズを持っているラート仲間に助けを求めたりします。

その際には、当然ながらレンタル料をお支払いします。

ちなみにラートの一台の値段は、ユーロや輸入方法、器具のサイズによって上下はするものの、25万円〜30万円くらいが相場です。

②指導できる技術

ラートを初めて回る方に短時間で、自力で回転して頂く指導技術はマストです。

時に、回る本人が極度に怖がったり、嫌がったり、ということもあります。

いかに楽しく、わかりやすく、簡単に安全に回れるか、指導できるかがポイントです。

これは指導経験が必要になりますので、単発のイベントである体験会での指導経験、定期教室での指導経験が生きてきます。もちろん本人の基本的な回れる技術はあることに越したことがありません。

③提案できるアイデア

クラアント様がなぜラートを使いたいのか、希望の「画」や「完成形」がどのようなものなのかをヒアリングしながら、クライアント様のイメージを実現する提案と共に、さらに上をゆく提案ができると良いでしょう。

その為には、あらゆるバリエーションの動きを知っている(指導できる)ことが必要です。

また、ラート素人さんにとってはイメージをすることが難しい動きも多々あります。

事前(もしくは打ち合わせ後)に映像を撮って、見せるとさらに丁寧な対応ができると思います。

④人脈

ラートコーディネーターの仕事の一つとして「キャスティング」があります。

指導員、パフォーマーを主にキャスティングしますが、ラートが指導できる人材、どんな環境でもパフォーマンスできる人材は非常に稀少なのです。

現場によっては、複数名セッティングする必要もよくあり、ラート経験者でそれぞれのニーズに対応できる人材を見つけることは、実は非常に難しいのが現状です。

エンタメ系ですと、平日に撮影や本番があったりで、技術がある方でも仕事や学業でNGだったり、ということがよくあります。

一緒に練習してきた世代にはとても助けられており、今尚現役で動けるメンバーがいることは非常に心強いです。

また、案件によっては他種目のトップアスリートや、パフォーマーの紹介を求められることも良くあるので、今までの経験で繋がってきた人脈は必要であるとつくづく感じています。

⑤ラートの運べる車

ラートの維持費は車の維持費と言って過言ではないかと思います。

ラートは4分割になる器具でコンパクトにはなりますが、大人用で約45kg前後ある為、電車で持ち歩くことはできません。

予算がしっかりとれる現場では運搬費として、レンタカー代金を上乗せできますが、予算ギリギリの場合などには、自家用車を持ち出す必要があると思います。

私はラートの持ち運びの利便性を考え、4年前にラート専用車両を購入しました。

ニッサンのADバンです。4台のラートがスムーズに収納できます。

年間維持費は駐車場代、ガソリン代は抜きにして、20万円程度でしょうか。

ラート1、2台ならば一般乗用車でも問題なく車に積むことができます。

⑥社会人としての一般常識と柔軟な対応力

書くまでも無いか、、、とも思ったのですが、これが無くては務まりませんのであえて記載します。

どの職種でも同様です。

気持ちよくやり取りができて、また次回もこの人にお願いしたいな、と思って頂ける仕事を、一回一回がトライアウトだと思って挑む。

自分の仕事のベストを尽くす。

ただそれだけです。

ちなみに、私は一般企業にサラリーマンとして就職をしたことがありません。

ノウハウ的なことは誰からも教わることはありませんでした(よく企業に就職した際に受ける「企業研修」なるものに若干の憧れがあります 笑)

ただ、「ラートを仕事にする」に関しては、アメリカ、シカゴにラート修行に行っていた期間、コーチでありボスの Wolfgang氏に師事し、そこで学んだことは多々あります。

【まとめ】

シンプルに言えば、必要な物→ラートと車と知的財産 一番大切なことは、「ラートの楽しさをシェアしたい」という気持ちではないかと私は考えます。

一人で開業しようと思ったら、初期費用はそれなりにかかります。

でも、地域の自治体と組んでラートを購入してもらい、保管もお願いする。や、近所の親切なおっちゃんが大きな車を貸してくれる、お金を持っているパートナーや親切な人があらゆるサポートしてくれる、など境遇は人それぞれ。

それぞれ継続できる環境を整えて行ったら、ラートコーディネーターになることができるのです。ニッチなものだからこそある道が、貴方次第で開けると私は信じています。 ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○ >>ラートを仕事にしていきたい人(プロパフォーマー、コーチ)! >>使用していないラートをお譲りくださる方、売ってくださる方! >>ラートをイベントに呼びたいよ!!というイベント主催者様! >>ラート購入したいのですが! >>ラート習いたいのですが! >>ラート教室の開講を希望します! >>出張ラート教室希望します!   などなど... 上記について興味のある方、該当する方、お気軽にご連絡ください!

↑ラート 4台とシルホイール1台を積んだ車

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